SSブログ
前の10件 | -

【読了】思い出が消えないうちに [お勧めの本]

『コーヒーが冷めないうちに』の三作目です。


私、今までちゃんと読んできたつもりなのですが、


こんなものすごい喫茶店、この巻から二か所目が登場します。


なんでもありだなーって読んでいるのですが、


益々、深みにハマっていく感じです。


ぐっときます。



今回の舞台は函館です。


次回にまた、別の場所に、”行きたい時間に戻れる喫茶店” が出来ていたらそれはそれで怖いです。


今回は黒服の老紳士が「その例の場所」に座り続けます。

いつも幽霊のいる喫茶店の名前は、


「ドナドナ」



さらに熱く、読み手の心をつかむ小説を是非読んでみてください。









nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:

『黒い紙』二度読みをしてしまった。 [読書]

以前読んだ本が、文庫になって登場すると、


読んだことを忘れてしまい、


再び読んでしまうことがよくあります。



勿体ない話ですが、夫と同じ本を買ってくることもありました。


二度楽しめるのは嬉しいことなんですよね。


ですよね……。


今回また読んでしまった本は、堂場瞬一さんの『黒い紙』

元警察官が企業の危機管理会社に勤め始めるという設定です。

リスク・マネジメントって日本人の苦手分野だそうです。








ちょっと言い訳なのですが、


堂場瞬一さんは、


「堂場瞬一の100冊」プロジェクト

ということをやっていまして、


最近の発行数が異様にあったのですよね。


。。。。。。。堂場瞬一さんでなくても、


読んでいて、あれっと思っていると、


あれ?犯人を知っているかも、、、、、


となり、


「あっ、読んだことあった」




何度読んでも面白い本というリストでも作ろうかな?



お疲れ様でした。





nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:

男の不作法って男だけではないかも [お勧めの本]

こんにちは、今回は内舘牧子さんの『男の不作法』読みました。

これは女性にも当てはまる内容で、


こういうことをしてきた自分は無神経だったんだなって思いました。


人の振り見て我が振り直せ


直していきます。。。。。


と同時に、


「真面目をバカにする」


という項目で、


私、真面目をバカにされてきた方なので、


そうだよね!そうだよね!


って何度も頷いてしまいまいた。


私は本当の真面目になればよいようです。


そこを目指してみようと思います。









『男の不作法』『女の不作法』は二冊同時に発売されました。


本人はごく普通に取った行動が、他人を不愉快な気持ちにさせることがある。上司の前では低姿勢だが部下には横柄な男、忖度し過ぎて自分の意見をはっきりと言わない男、もはや自分の時代ではないのに後進に道を譲らない男など。それらは本人の価値を大きく下げる行為で、いつしか取り返しがつかない事態を招く。本書で紹介するのは、著者の経験や、多くの男女から聞き集めた不作法譚をもとに、知らないと致命傷になる男性ならではの不作法の数々。 
『男の不作法』内舘牧子 著 あとがきより


女性のモテる老後を過ごしたいのならおススメの1冊です。







タグ:感想 読了
nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:

身につまされる『女の不作法』 [お勧めの本]


この本のAmazonのレビューを読んで驚きました。

みんな、よくぞ言ってくれた!


笑えるって書いてあります。


私は、笑えないです。。。。。。


そうなのです。


不作法をやらかすほうなのです。


不作法をしてしまった時にはどうすれば良いのでしょうか?

今でも赤面する昔の思い出はあります。



私の知り合いは、


「幸せだよね~」って言われていました。

不作法をする方は、笑われたり、バカにされたりします。


自分でもあの人の「あれはないわー」って思うときもありますが、


不作法をした人間が復活できる道があれば良いなと思います。




世間の風は冷たい?
それとも気にしませんか?

nice!(1)  コメント(1) 
共通テーマ:

【感想】『ぼくたちは習慣で、できている。』 [お勧めの本]


この本、『ぼくたちは習慣で、できている。』は物を書く人は読んでみた方が良いかもしれません。


偉大な作家さんの習慣のエピソードが、


先の見えない作業をしている人(私です)にとって、大丈夫だよって背中をトントンと叩いて


安心をさせてもらったような気がしたからです。



みんな、天才と呼ばれる人ほど、地味な作業を淡々とこなしているのだな。




続けることに意味があるのだなっと。



続けるのに、金額的な報酬がなくても、


更に価値のあるものが手に入るのだな。


って、


教えてもらえて良かったです。



これをやっていてどんな意味があるの?



って今、思えている人におススメの本です。




ぼくたちは習慣で、できている。 単行本(ソフトカバー)  – 2018/6/14


佐々木 典士   (著)








書くってことも続ければ、芽が出るようです。


芽が出ます。


続けること、そして、明らかにすること。


明らかにするって見切りを付けること。


それが分かります。



自分がいつ見切りを付けるのかも大事なポイントですよね。
 


タグ:読書 習慣
nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:

【感想】蝶のゆくえ 葉室麟 著 [お勧めの本]

葉室燐先生の『蝶の行方』を読みました。

お正月に読むのにぴったりの本だったなーと思っています。


登場人物たちが有名な人ばかり。。。。。


歴史好きにはたまらない作品です。


女性の生き様が中心に描かれているのですが、美しい女性たちに、

詩人、作家、画家、彫刻家達が翻弄されていきます。


どこか女性たちはどこか潔く(全員有名でしかも美人な芸術家でした)、


男性たちは純真(彼らも全員有名な芸術家)で、


読み手は、


黒いアゲハ蝶を、ちょっと遠くから眺めているような感じが味わえます。


主人公の旦那様になる方だけが芸術家ではなかった感じです。



主人公の ”りょう” は、女学生時代にアンビシャス・ガールと呼ばれていました。


恋に身を亡ぼす友人たちをみていたせいか、恋愛に対しては自分の心に鎧をまとってしまいます。


ですが、

「自分のことは自分で決める」という信念は貫きます。




”りょう” は実在の人で、本名は、「相馬黒光」さんという女性です。



ご主人は銀座中村屋を買い取り、二人はその後、クリームパンを開発しました。


サロン(中村屋サロン)を作ったり、



亡命したインド独立運動の志士ラース・ビハーリー・ボースを匿ったり活動的に過します。りょうの長女の俊子はそのボーズと結婚します。
その頃から、
中華饅頭、月餅、インド式カリーなどが「中村屋」に登場し、喫茶部も新設されます。
”りょう” を慕う碌山の作品、『女』像は彼女をモデルとしたものだと言われています。
この作品の中でもそのような設定になっています。
感想ですが、
彼女は、一貫して淡々としているのですが、
芸術家たちを支える存在というよりは、芸術家たちを奮い立たせるような女性だなぁと思いました。
このような女性の周りには、才気あふれるパワーが集まってくのは仕方がないことなのだと思います。





nice!(2)  コメント(1) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

『犯人に告ぐ2 闇の蜃気楼』双葉社 雫井脩介 著 [お勧めの本]



『犯人に告ぐ2 闇の蜃気楼』双葉社 雫井脩介 著

 オレオレ詐欺をしてしまう両親を失くした仲の良い兄弟に降り注ぐ犯罪の物語です。

読んでいるのが辛い・・・。

両親がいなくなる。

順風満杯だった就職活動が一転する。

元彼女が結婚する。

同級生があざ笑う。

この兄弟・・・どうにか幸せになってと思わず祈らずにはいられないストーリーです。

 ダークな巻島刑事。

なんでか悪目立ちします。

バットマン事件の劇場型から今回はリップマンとの対決です。

これはルパンと銭型刑事を連想させます。

犯人に告ぐ2 闇の蜃気楼

犯人に告ぐ2 闇の蜃気楼

  • 作者: 雫井 脩介
  • 出版社/メーカー: 双葉社
  • 発売日: 2015/09/16
  • メディア: 単行本






nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

最近注目の心理学の古典『アドラー”実践”講義 幸せに生きる 今すぐ人生に効く9つのワーク』 [お勧めの本]

『アドラー”実践”講義 幸せに生きる 今すぐ人生に効く9つのワーク』 向後 千春 著

最初に目に入る表紙の裏に、

「話題のアドラー心理学を、

誰でもシンプルに実践でき、

幸せになれる!

人気講義を書籍化。

話言葉でわかりやすく、ワークで実践できる。

アドラー心理学に興味を持ち始めた、

今すぐ幸せになりたいあなたにおすすめです。」

という文章に、思わず引き込まれてしまいました。

ワーク形式で。

判り易く、共感できるように実践向きです。

最初に自己診断するところから始まります。

今すぐに幸せになれるのなら、読んでみたくなりますよね^^

アドラー“実践

アドラー“実践"講義 幸せに生きる (知の扉)

  • 作者: 向後 千春
  • 出版社/メーカー: 技術評論社
  • 発売日: 2014/12/27
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


誰かが始めなくてはならない。

他の人が協力的でないとしても、それはあなたには関係がない。

私の助言はこうだ。あなたが始めるべきだ。

他の人が協力的であるかどうかなど考えることなく。

――アルフレッド・アドラーー『人生の意味の心理学<下>』(アルテ)より

アルフレッド・アドラーは心理学史のなかでは、心理療法や臨床心理学の基礎を築きました。

アドラーの人間性心理学は、マーティン・セリングマン(1942-)が打ち立てた「ポジティブ心理学」に引き継がれたようです。やはり心理学の巨匠なんですね^^

最近、知名度がアップしたアドラー。

第一勢力はフロイトを中心とした「精神分析」

第二勢力がジョン・ワトソン(1878-1958)をはじめとする「行動主義」

そしてアドラーの弟子たちの「人間性心理学」が第三勢力となっています。

 ここにもアドラーが・・・スピリチュアルとアドラーって少しは関係があるような無いような・・・。


nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

『黄金の時』堂場 瞬一 著 [お勧めの本]

『黄金の時』堂場 瞬一 著

なかなかどうして、このお父さんは凄いのではないでしょうか。

黄金の時

黄金の時

  • 作者: 堂場 瞬一
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2015/06/10
  • メディア: 単行本



こんなすごい経験ができたら確かにーー黄金の時ーーですよね。

自分から周りまでかえていく。

そんなことができるのは、相手の幸せを考えているから。

自分のことばかりを考えていたのではできない濃い時間がまさに黄金に輝いているんです。

ちょっと泣ける物語。

親子って、

お父さんと息子はとは一体どんなつながりがあるんでしょうか。

今、現在、娘とバトルをくりかえしている私としては、共感をおぼえつつ、

しかも切なくなりながら読ませて頂きました・・・。

さて、我が家ではまたひと騒動ありそうです((+_+))


nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

Killer`s 堂場 瞬一 著 [お勧めの本]

えーっとキラーが複数ってことですよね^^

Sが付いているので。

この堂場 瞬一さんは警察ものの話を書かせたら、素晴らしいですね。

Killers(上)

Killers(上)

  • 作者: 堂場 瞬一
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2015/10/16
  • メディア: 単行本


Killers(下)

Killers(下)

  • 作者: 堂場 瞬一
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2015/10/16
  • メディア: 単行本



なんですが、今回は犯人が主役ですね。

 この話は、本来はもっと活躍てもおかしくない、

昔犯人に祖父を・・・でその敵討ちのために、

警察官になった女性が、シリアルキラー達の前に、影も霞んでいます。

私は平凡でいたいと思いますが、

平凡で普通な人生を全うするってことは実は大変なエネルギーを必要としているのではないと。

そんなことを考えながら読んでしまった小説です。

上下巻、一気に読めました。

・・・で、後を託すって言うことはなんなのでしょうか。

是非、読んでみてください。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:
前の10件 | -

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。