誉田 哲也さんの本 [読書]
「ストロベリーナイト」を書いた人が、警察ものではないものをどういう風に書くのかな~と興味を持って読んでみました。
これは、良かったです。
『幸せの条件』 誉田 哲也 著
彼氏にも、会社にも見放された24歳女子。果たして、日本の未来を救う、新しいエネルギーは獲得できるのか?
って本の帯に書いてありましたが、
彼氏に、散々の言われようなんです。
「そんなに、深い理由はないんだけどさ。強いていうとするなら、梢枝ってさ……パッ見は可愛いんだけど、じっと見ていると、どこがいいんだか、段々分からなくなってくるんだよね」
ある意味、真綿で首を絞められるような、全否定ーー。
↑
こんなにひどいことを言われてしまうのです。
「梢枝、特に悪いところはないんだけど、いいところもないっていうか」
とてもとてもひどい感じがするのですが、
自己評価のものすごく低い主人公。
ぱっと見がいいのならいいじゃん!!って突っ込みたくなりますが、
この先どうなるの?って早く読み進めたくなるような本でした。
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人って、内面と外面が連動するのですね。
自分の道を見つけるって、
運命さえも変えてしまうことになるのですね。
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